弁護士に何を相談する？知っておきたい弁護士の利用術

2015.11.18

弁護士に相談して悩みごとを解決したいと考えたとき、気になるのは「弁護士に相談していい事なのか？受け入れてもらえるのか？」という点だと思います。弁護士への相談が初めてのかたは特に、迷っているうちに相談の機会を逃すこともあるようです。

弁護士がお役に立てること

弁護士として長年皆さんの相談を受けて実際に多かった「交通事故」「相続」「離婚」の事例から、弁護士がどのようにお役にたてるのかをご紹介しましょう。

交通事故は保険会社任せにせず、弁護士に依頼してベストな方法で解決を

交通事故はある日突然遭遇するものです。初めての方はもちろんのことだけでなく何度か経験した方でも、示談の進め方など事故の成り行きに強い不安を感じるでしょう。そんな交通事故の被害者や加害者のために、弁護士は示談交渉や裁判の代理人となります。

多くの場合は事故の当初から保険会社が間に入りますが、必ずしも保険会社の提示する解決策がベストとは限りません。私が長年交通事故の解決にあたった経験では、保険会社の言うがままでは相談者が不利になると感じることもしばしばでした。
保険会社の対応に不安を感じたら、信頼できる弁護士にいくらでも相談や依頼をしてもいいのです。納得がいくベストな方法で解決するために、弁護士は必ずお力になります。

相続について複雑な事例や全ての手続を依頼できるのが弁護士のメリット

最近は相続税の増税が行われるなど、相続の問題がクローズアップされています。弁護士は相続人や将来の相続に備えようとしている方の代理人になるなどして相続の問題を解決しています。

相続で弁護士がお力になれること

◆相続人のために

1. 遺産分割協議書の作成
2. 他の相続人との交渉の代理人
3. 家庭裁判所の調停や審判、各種手続きの代理人

◆将来の相続に備えようとしている方のために

1. 遺言書の作成
2. 家庭裁判所での事前手続きの代理人…相続人排除など
3. 相続税対策

ことに相続問題は事例が複雑で、似た事例でも解決方法が異なります。一般の方の知識や法律の専門家が作成しないネットの情報だけではしっかり解決ができず、かえってトラブルを生むおそれもあります。
豊富な法律知識と経験を生かせる弁護士ならば、事例に見合った最善の方法を選んで問題が解決できますので、どんな事例でも安心してお任せいただけます。

弁護士は行政書士や司法書士など他の専門家とは異なり、取り扱える手続に制限はありませんので、相続の全般的な問題が解決できるという大きなメリットがあります。相続にお悩みがあれば、経験が豊富な弁護士にお任せいただくのが解決の一番の近道でしょう。

離婚問題で弁護士は全面的な味方になって力強く依頼者を守る

離婚で弁護士がお力になれること

◆離婚を考えている方のために

1. 適切な離婚の進め方についてアドバイス
2. 慰謝料請求についてアドバイス
3. 親権の獲得についてアドバイス
4. 不貞行為・モラハラ・DVについてアドバイス

◆離婚の手続きを行う方のために

1. 離婚の交渉の代理人
2. 家庭裁判所の調停や審判、裁判の代理人
3. 慰謝料や財産分与、子供の養育費の請求や裁判の代理人
4. 離婚協議書の作成(公正証書など)

◆離婚後にお困りの方のために

1. 養育費の請求や裁判、強制執行手続きの代理人
2. 家庭裁判所で必要な審判などの手続きの代理人
3. 親権が相手方にある場合の面会交渉や立会

離婚は夫婦の問題であるため、当事者同士の話し合いではかえって激しい感情のもつれが生じがちです。弁護士に依頼する大きなメリットは、弁護士が依頼者の味方となってあらゆる感情的な対立や不当な要求から依頼者を守り、最善の解決が図れることにあります。安心して解決をお任せ下さい。

きつ法律事務所への相談でより良い解決を

交通事故などの代表的な事例だけでなく、どんなお悩みの場合でも、弁護士に早めに相談をしておくことで、トラブルの防止や、より良い解決も可能となります。
きつ法律事務所では、あらゆるお悩みも丁寧に話をお聞きして、多くの案件を解決してきました。悩んで心に重荷を負ってしまう前にぜひ弁護士を頼って安心なさって下さい。

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