2022.8.2

2022年4月の終了事件

相談の背景
依頼者が信号機のない交差点に進入したところ、その進行方向左側から相手方車両が進入してきて依頼者車両に衝突した交通事故の損害賠償請求事件である。
弁護活動の結果
交渉段階で、相手方(損保会社)は、示談金約31万円を提案してきたが、和解金90万円を支払う内容の裁判上の和解が成立した。
事件解決までの流れとポイント
本件は、相手方損保会社は、交渉段階で休業損害を約7万円しか認めないと主張していました。
そこで、訴訟では、依頼者の就労状況等について詳細かつ丁寧に主張立証したところ、裁判所の和解案では約35万円が認定されました。
同様に、慰謝料も相手方損保会社提案約30万円に対し、裁判所和解案では71万円が認定されました。
しかも、本件も弁護士特約がありましたので、依頼者の負担は一切なく上記の結果を得られました。
依頼者には大変喜んでいただけました。
繰り返しになりますが、交通事故被害に遭われた方で、弁護士特約に入っている方は、必ず、弁護士にご相談ください。
きつ法律事務所でも交通事故の訴訟は常時複数件担当していますので、お問合せください。

この記事を書いた人

吉津健三

弁護士 吉津健三

福島県只見町出身。中央大学法学部法律学科卒。
平成18年、福島県郡山市できつ法律事務所を設立。
令和3年度、福島県弁護士会会長を務める。

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