2021.11.4

2021年9月の終了事件

相談の背景
依頼者が右折青矢印に従って右折をしたところ、相手方が対向車線を直進してきて依頼者車両に衝突した物損事故損害賠償請求事件。
弁護活動の結果
過失割合を5:5として修理費用6万6000円を支払ってもらう和解が成立した。
事件解決までの流れとポイント
依頼者は、相手方の信号無視を主張し、当初、自らの過失ゼロという主張をしました。
しかしながら、ドライブレコーダー等の客観的証拠はなく、相手方損保会社は、むしろ、依頼者の過失の方が大きいと主張してきました。
物損の金額自体は双方大きなものではありませんでしたが、上記のとおり主張が真っ向から対立したため、交渉は難航しました。
しかし、最終的には上記の結論となり、「右直事故」の右折側としては、まずまずの結果を得られたと思います。
依頼者からも納得をしていただきました。
本件も弁護士特約が付されていましたので、依頼者には一切の費用負担はありませんでした。
きつ法律事務所では物損金額の小さい交通事故案件も対応していますので、弁護士特約を付されている方は、ご遠慮なく、きつ法律事務所までお問合せください。

この記事を書いた人

吉津健三

弁護士 吉津健三

福島県只見町出身。中央大学法学部法律学科卒。
平成18年、福島県郡山市できつ法律事務所を設立。
令和3年度、福島県弁護士会会長を務める。

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